おはこんばんちは!山雀たすくです!
言うのは2回目ですが、実はコノシロしんこというのは私(山雀たすく)と烏丸やよいの二人組なのです。
「プロット」「ネーム」までは私で、それ以降の「下描き」「ペン入れ」「トーン」「仕上げ」を烏丸が担当しています。
今回は「プロット」についてまとめていきたいと思います。

プロットとはどういう意味かというと、

プロット【plot】

[名](スル)
1 小説・演劇・映画などの筋・構想。
2 統計などで、データを図表上に示すこと。

出典:デジタル大辞泉

ここでいう1ですね。つまりどんなお話、内容にしようかなーという脚本的な部分です。
正直作家さんによってやり方はまちまちだと思うので参考の1つにしていただければ…。

①一番描きたいシーンから考える

キャラクター、ストーリー、プレイ内容…まずどこから考えればいいのと思うかと思われますが、個人的に一番最初に始めるのは「メインシーン」を考えることです。
やっぱりエロ漫画はエロくてナンボですからね…自分の好きなエロシーンを思い浮かべましょう。より具体的なワンシーンが良いです。
眼鏡ドSな女の子に足コキをされている、満員電車内で女の子に後ろから素股、制服姿の女の子が校庭の裏でくぱぁをしている…なんでも良いです。
この漫画で一番描きたかった、見たかった部分はコレだ!というものをまず決めます。

②思いついたシーンにつながるシチュエーションを考える

さきほど考えたシーンに肉付けをしていきます。
ここでは快楽天1月号(2017)の「丹精こめて育てました」を例に見ていきましょう。

キモいコアラですね。
まず最初に考えたメインシーンは「性に関して無知な女の子にマッサージと称して挿入をする」です。いいですよね、無知シチュ。
ここから次に「性に関して無知な女の子にマッサージと称して挿入をする」ために必要な情報を集めます。なぜ無知なのか?どうすれば無知に付け込んで挿入できるのか?という感じで少しずつ設定を広げていきます。
そこで出した結論が
「再婚してできた義妹に、小さいころから過剰なスキンシップをして性のハードルを下げさせる」
です。年齢差のある義妹に子どものころから間違った性知識を身につけさせればメインシーンのようなことも出来るのでは!という感じです。

③シチュエーションからストーリーへ

①②で決まったテーマでいよいよストーリーを作ります。
まずは出来事ベースで話の流れを書き出します。この時はセリフやキャラクター性などはあまり考えていません。理想のヒロイン像が最初から決まっている場合はここである程度セリフを書いてもいいかもしれません。
「丹精こめて育てました」ではこんな風に作っています。

居間でテレビを見ながらくつろぐ主人公とヒロイン(義妹)
→ヒロインだらしなく口を開いて食べてるチュッパチャプス落とす
→主人公拾ってなめて返す
→実はお互い股間をいじり合いながらテレビを見ていた(ヒキのコマでわかる)
↓(回想へ)
親の再婚で義妹ができる

ヒロインの溢れ出るエロスに、主人公はヒロインを性のはけ口に、自分好みに育てたいと思うようになる

性に対するハードルを徹底的に下げさせる
→常に一緒にお風呂に入る、きわどいところまでマッサージしてあげる、普段から何気なくちんこをタッチさせる等

下げきったところで、お互いがお互いの性器を触り合うオナニーに挑む主人公、マッサージ中にさりげなくまんまんに触る
→ちんこを出す
→シックスナインをさせて、口内射精
↓(回想終わり)
お互い股間をいじり合ってるシーン
→主人公イク、主人公は射精寸前で口内にぶちまける
→だんだん精液の味になれるヒロイン

キスをしようと試みる主人公
→キスは恋人限定だと義妹に止められる

何回もまんまんをいじり経験を重ね、膣内もほぐれてきたところで、いざ本番へ

ヒロイン、感情の高ぶりを抑えられずに主人公にキスする

主人公無断で膣内射精

毎日中出しセックスを繰り返し妹は妊娠、お腹が大きくなるもそれでもなお自分が子作りしていることには気づいてないヒロイン
ようやくヒロイン主人公への恋心を自覚しはじめる
END

分かりづらい。
なんか脳内に浮かんだものとりあえず書いとけって感じなんで…すみません…。
これで大体の流れができました。

④キャラクター設定を考える

ここにきてようやくキャラクター設定を考えます。ここは③の前でもいいかもしれません。
「丹精こめて育てました」に登場するキャラクターの設定はこんな感じです。

義妹:榊原彩花
・頭ゆるゆる
・何でも言うこと聞く
・チュッパチャプスをよく食べる
・ちょいむっちり、巨乳
・濡れ場とかないぬるい少女漫画が好き
→性の知識はキスが限界

主人公:榊原孝太
・飄々とした性格
・口がうまく詐欺師っぽい
・義妹とは10歳差ぐらい

簡潔すぎてもうちょっとちゃんと考えた方が良い気がしますね。
私もまだあまり実践できていないのですが、キャラクターを考えるときのコツを何点か紹介します。

ストーリーと直接関係のない設定も考えておく

性格とか外見とかの設定ももちろん重要ですが、直接ストーリーと関係しない設定もある程度考えると細かいシーンで活きてくると思います。
上記でいうところの「濡れ場とかないぬるい少女漫画が好き」とかが該当します。
この設定のおかげで「丹精こめて育てました」のヒロインはキスは恋人同士がするものだからダメだけどセックスはよくわからないからするという背徳感が強く出ている…と思います。

ギャップを作る

王道のギャップですね。ヤクザだけど実はいいやつ、とか普段ツンツンしてるけどベッドではしおらしいとか。王道といいつつ私が一番できていない気がします。

⑤セリフ等細かく書き込んでいく

私はネームを描きながらセリフを考えることができないので、ここでセリフをすべて書き出します。ネームにコピペすればストーリー完成!するくらいの意気込みで。
③で作ったストーリーベースにどんどんセリフ(と行動)を追加します。

「丹精こめて育てました」より抜粋

何回もまんまんをいじり経験を重ね、膣内もほぐれてきたところで、いざ本番へ
主「(ずいぶんほぐれてきたな…そろそろいけるか?)」
主人公射精後、まだ勃起状態なのを見て
ヒ「まだ凝ったまんまだねぇ」
主「んー、そうだな、じゃあここ(膣内)も使ってみよう」
ヒ「?どうやるの?」
主人公ちんこ挿入
ヒ「わ、わ、すごい中、パンパン」
主「(おお…すんなり入った。じっくりほぐした成果だな)」
「(何もしなくてもみっちり吸いついてくるし…こりゃ名器だ)」
主「よし、そのままココに力を入れて」
ヒ「うん!…んっ、んっ、んっ」膣内を締める
主「うん、上手い上手い、次は締めながら上下に揉んでみよう」
ヒ「んー…ふぅ、んっ、ふぅー…」
主「息が荒いけど、大丈夫か?」
ヒ「えっうんっ大丈夫だよっ!」

という感じです。漫画を描くことに慣れてきたら「このセリフからこのセリフまでで1ページかな?」という風にページの区切りを意識するといいかもしれません。
また、できるだけ動作も書くようにしましょう。「○○するコマ」「□□するコマ」などをこの段階で書いておくと、ネーム作業の時にめちゃくちゃ役立ちます。

これで一通りプロットが完成しました。

終わりに

いかがだったでしょうか。私はネーム作業をするときは「コマ割」や「構図」、「演出」などで頭がいっぱいになってしまい、セリフやストーリーに脳内のリソースを割けないのでプロット段階で詰められるだけ詰めています。
すごい人だとネームを描きながら展開やセリフも考えられるのでしょうが…私には無理ですね…。台本レベルでまとめないとストーリーが破たんしちゃいます。

だいぶ長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
何かのお役に立てればうれしいです。

次は地獄のネーム編になります…。